先日、営業部長の清水に、Apple Watch Series 10をプレゼントしました。
きっかけは何気ない会話でした。
「アマゾンプライムで、スマートウォッチ買おうかと思ってまして…」
金額は数千円とのこと。
それを聞いて、「ボクがプレゼントしますよ」と、すかさずApple Watchを提案。
本人はびっくりしてましたが、ボクの中では即決でした。
なぜプレゼントしたのか?もちろん、理由はいくつかあります。
・同じ「買う」「使う」なら、良いものを選んで欲しい。
・話のネタにもなるし、健康管理にも使える。
・日々のモチベーションアップなる。
でも、最大の理由は「感謝」です。
うちのような小さな会社で、真剣に頑張ってくれている清水に、何か形でもありがとうを伝えたかった。
それが1番大きかった。
営業経験ゼロからの挑戦
清水はもともとダンボールメーカーで、製造現場とマネジメント一筋。
営業は完全未経験でした。
しかも、52歳からの挑戦。
最初のころ、本人は「営業は苦手なんで…」と口癖のように言っていました。
でも、ボクは最初からこう伝えてました。
「清水さんは、表情も口調も柔らかいし、絶対営業に向いてますよ。給与を少しでも増やしたいなら、一緒に数字を作っていきましょう。焦らなくていいですから。」
とはいえ、最初のうちはやっぱり緊張気味。
同行営業でボクが先に声をかけて、次は清水という時も、「ここはまた今度で…」と遠慮する場面も多かった。
でも、少しずつチャレンジするたびに「いいですねー」「その調子です」と声をかけ続けてきました。
すると、少しずつ、自分から動くようになり、今ではボクよりも積極的にアプローチして、毎月複数の新規契約を獲得してくれるまでになりました。
ちなみに、今日も平野区の新しいお客さまへの初納品があります。
ホント頼もしいパートナーです。
小さな会社だからこそできることを
世の中には、高級時計やオーダーメイドスーツをサラっと贈れる経営者もたくさんいると思います。
でも、ウチはまだそこまでではありません。
それでも、今の自分にできる範囲で、社員が喜んでくれることを続けたい。
それが結果的に、会社の雰囲気を良くしてくれたり、清水の給与や賞与が上がったり、将来の仲間づくりにも繋がると思うのです。
最後に
Apple Watchは、ただの時計かもしれません。
でも、ボクにとっては「ありがとう」と「これからもよろしく」が詰まったプレゼント。
これからも清水にプレゼントしていきたいと思っています。
そのためにも、清水と一緒に、少しずつ前に進んでいきます。