長居公園で出会った75歳の女性が教えてくれた大切なこと

先日、朝6時前に長居公園の広場へ場所取りに向かいました。

これは、少年野球の父コーチとして保護者として、ボランティアでの役割の1つ。

トンボ掛けを済ませた後は、キャンプチェアに腰を下ろし、Kindleでのんびりと読書タイム。

そんな朝のひととき、西側からフットワーク軽くゴミ袋を持った女性が歩いてきました。

雰囲気がとても優しくて、自然と「おはようございます」と声をかけたんです。

そこから会話が弾みました。

話を聞けば、なんと2年以上も、散歩ついでにゴミ拾いを続けているとのこと。

最初は「何か運動しよう」と思って、ただ長居公園を散歩していただけ。

それが「どうせなら拾ってみてもいいかな」と思い立ち、ゴミ拾いも日課に加わったそうです。

すると不思議なことに、散歩の距離も増え、健康にも良く、気づけば公園内のゴミも減っていた。

今では、スケボーパークに来る若いスケーター3人とインスタ仲間にまでなっているとのこと。

年齢を越えて、自然に新しい関係が生まれているという話に、思わず「すごいなあ」と声が出ました。

この女性から学んだのは、「最初は小さなことから。それがいつか大きなことに繋がる」ということ。

たぶん彼女自身も、インスタ仲間ができるなんて、最初は想像もしなかったはずです。

この話は、ボクの身近な出来事にも通じます。

先日のブログでも書いたのですが、営業部長の清水も、最初は気になる会社を見つけて「どんな会社だろう」と気にすることから始まりました。

その後、ボクが飛び込み営業する姿を見せ、名刺をもらったり、見積依頼を受けるシーンを一緒に経験してもらいました。

アプローチが難しそうなら、まずはポスティングでもOK。

そうして小さな行動を積み重ねることで、声かけが習慣になり、さらにボクと一緒にアプローチも日常の一部になっていく。

結果、今では清水の方がボクよりも契約をいただくことも増えてきています。森﨑、頑張れ!!!(笑)

本当に、すべては「小さな一歩」からなんですよね。

もし皆さんも、「何か新しいこと始めたいな」と思っているのなら、いきなり大きなことじゃなくて、まずは「小さなこと」から始めてみてもいいかもしれません。

そして、もしよければ、どんなことを始めようと思っているか、聞かせてもらえたらうれしいです。

ちなみに、このゴミ拾いの女性と出会ったその日、なんと彼女の75歳の誕生日だったんです。

夜は、旦那さんとボクの家の近くにあるイタリアンで食事をする予定だと聞いたので、夜にそのお店へ立ち寄り、お祝いの花束をプレゼントしました。

すると翌日、わざわざウチまで来てくださり、お返しにと、ご自身が作っている御朱印帳を贈ってくださいました。

実は最近、清水と毎月神社参りをしていて、「御朱印帳買おうかなー」と言っていたところだったので、このタイミングには本当に驚かされました。

きっと、こういうご縁も「何かを始める」と決めた人のもとにやってくるものなのかもしれませんね。