ダンボール業者に見積りを依頼したのに、なかなか返事が来ない。
急いでいるわけではないけれど、返答がないまま時間だけが過ぎていく。その状態に、少しモヤモヤした経験はありませんか。
見積りは単なる価格確認ではありません。これからの発注判断や社内調整の土台になります。だからこそ、返事が来ない状態は想像以上に判断を止めてしまいます。
では、なぜ見積りの返事は遅くなるのでしょうか。
理由は大きく三つ考えられます。
一つ目は、確認工程の多さです。製造や仕入先とのやり取りに加え、社内での上司確認が必要な場合もあります。体制が大きい会社ほど、承認に時間がかかることもあります。
二つ目は、優先順位の問題です。急ぎ案件や大口案件が優先されることもあり、順番待ちになるケースもあります。
三つ目は、見積り依頼の情報不足です。仕様や数量が曖昧な場合、確認作業が増え、結果として返答が遅れてしまうことがあります。
ここで一度、立ち止まって考えてみたいのは「返事が来ないことの影響」です。
価格が分からなければ、他社比較もできません。社内決裁も進みません。発注のタイミングがずれ込み、余計な調整が発生することもあります。
そして何より、「いつ来るか分からない」という状態は、担当者にとって小さなストレスになります。
とはいえ、すぐに業者を変える必要があるとは言い切れません。
まずは次の点を整理してみてはいかがでしょうか。
・必要な仕様情報は十分に伝わっているか
・回答希望日を具体的に伝えているか
・担当者以外の連絡経路はあるか
意外と「〇日までにご回答いただけると助かります」と一言添えるだけで、状況が動くこともあります。
それでも改善が見られない場合は、見積りそのものの取り方を見直してみるのも一つの方法です。価格だけでなく、対応体制や確認スピードも含めて比較してみる。その視点を持つだけで、判断の軸ははっきりしてきます。
見積りの返事が来ない状態を「仕方ない」と受け入れてしまうのか。それとも、判断基準を整理しておくのか。
小さな違いですが、その積み重ねが日々の業務の安心感につながっていくのだと思います。
