ダンボールの購入先、ひとつだけで大丈夫ですか?ー狡兎三窟に学ぶ、梱包資材の備え方ー

中国古典を読んでいて考えさせられたこと

今、中国古典を読むのが日課になっています。

昔の人の言葉には、今の商売にも置き換えられるものが多くあります。

その中で、最近の資材調達にも通じるような話がありました。

「狡兎三窟(こうとさんくつ)」という言葉です。

狡兎三窟

狡兎三窟とは、賢い兎は、いざという時のために、逃げ込める穴を三つ持っている。

そんな意味の言葉です。

一見すると、用心深すぎるようにも聞こえます。

けれど、最近の資材調達の状況を見ていると、この考え方は商売においても大切だと感じました。

普段は問題なく回っていることでも、ある日突然、

・いつもの商品が入らない
・納期が思っていたよりかかる
・価格が大きく変わる
・急ぎで必要になる
・代わりになる商品があるのか判断できない

ということが起こるからです。

ネット購入は、とても便利な購入先です

今は、ネットでダンボールや梱包資材を購入されている会社さまも多いと思います。

価格がわかりやすく、注文しやすく、種類も多い。

必要な時にすぐ探せることは、会社にとって大きなメリットです。

そのうえで、もうひとつ考えておきたいのが、

困った時に相談できる相手がいるかどうか

です。

相談先は、別にあってもいい

急な欠品や納期変更が起こると、画面上の情報だけでは判断しにくいことがあります。

たとえば、

・急ぎで必要だが、納期が間に合うかわからない
・いつものサイズが欠品している
・似たような商品が、代わりに使えるのかわからない
・今の箱と少し違うサイズでも問題ないのか迷う
・材質を変えても大丈夫なのか判断できない

こうした時、必要なのは商品情報だけではありません。

「この場合、どうしたらいいのか」を一緒に考えられる相手がいると、対応の幅が広がります。

ネット購入は、便利な購入先。
包装資材屋は、困った時の相談先。

役割を分けて持っておくことで、いざという時に慌てにくくなります。

私たち包装資材屋の役割

私たち包装資材屋は、ただ商品を納めるだけの存在ではありません。

急に必要になった時に、代わりになる商品があるか。
いつものサイズがない時に、近いサイズで対応できるか。
材質を変えても問題がないか。
納期的に間に合う方法があるか。
今ある在庫で、一時的に対応できるか。

こうしたことを、一緒に考えることも役割のひとつだと思っています。

すべてのご要望に応えられるわけではありません。

それでも、困った時に相談できる相手がいるだけで、次の一手を考えやすくなります。

いざという時に思い出せる相談先

ダンボールや梱包資材の購入先を、ひとつに絞りすぎない。

普段は便利な購入先を使いながら、必要な時に相談できる窓口も持っておく。

狡兎三窟のように、いざという時のために選択肢を持っておく。

そんな備え方も、これからは大切ではないでしょうか。

モリサキ包装資材も、いざという時に思い出していただける相談先のひとつでありたいと考えています。