ダンボールの価格改定のお知らせが届く。
正直なところ、少し構えてしまいますよね。
原材料やエネルギー価格、物流費の上昇。今の状況を考えれば、ダンボールの値上げは仕方がない局面にあることも事実です。
一般的には、値上げのアナウンスから正式な見積提出までに1か月前後の期間があります。
だからこそ、その間に社内で整理しておくことが大切です。
「上がる・上がらない」で終わらせるのではなく、冷静に見直す時間にできるかどうか。
ここが分かれ目になります。
一つ目は、仕様の見直しです。
サイズや材質、強度など、今の仕様が本当に最適なのか。
過剰品質になっていないか。本当に必要なスペックなのか。
改めて確認するだけで、意外と調整の余地が見つかることもあります。
二つ目は、ロットの考え方です。
発注単位を見直すことで、単価を抑えられる可能性はないか。
保管スペースやキャッシュフローとのバランスも含めて、全体で最適化できないか。
単価だけでなく、総コストで見る視点が必要です。
三つ目は、セカンドオピニオンという考え方です。
今すぐ業者を変えるという意味ではありません。
ただ、万が一に備えて別の選択肢を持っておく。
相場感や仕様の妥当性を確認できる状態にしておく。
それだけで、判断の安心感は大きく変わります。
値上げは避けられない局面があります。
しかし、何も考えずに受け入れるのと、整理した上で判断するのとでは、社内の納得感は違ってきます。
価格改定のアナウンスは、準備期間でもあります。
一度立ち止まって整理するだけでも、その後の判断は変わってくるはずですよ。
